2000年９月２日散歩
福岡市東区の箱崎埠頭と博多湾を埋立整備中の
香椎パークポートに架かる橋。
横から眺めると翼を広げて飛ぶ“かもめ”の姿に似ている。
香椎パークポートの更に向こうには、同じく博多湾を
埋立整備するアイランドシティ事業が行われている。
これら一連の事業は港湾機能の強化や快適都市空間の形成、
新産業集積拠点の形成、東部地域の交通体系整備等を目的に、
平成15年度の完成を目指している。
埋立の影響を受けると言われる和白干潟（わじろひがた）には、
世界的貴重種のクロツラヘラサギなどの野鳥が年間を通じ
200種類以上も見られることから、福岡市民の
バードウォチングのメッカになっている。
和白干潟の豊かな自然を守るため、
この事業に対する反対の声は今も根強い。
都市開発と自然保護の両立はなかなか難しいようだ。
